無料サービスとターゲティング広告

インターネットのサービスは無料で利用できるものと思いますか?

最近でこそ音楽や動画配信サービスは月額購読(サブスク)で利用するのが当たり前になってきて、お金を払うべきサービスには支払う流れがでてきたかもしれないがまだまだ無料で利用できるものという意識が根強い気がしています。

実際には誰かがお金を支払わなければサービスは持続可能ではないので、ユーザとして利用するときに無料ということはそこに集まったユーザが商品であり、お金を出している誰かがユーザ情報や行動履歴のデータを利用するビジネスモデルであることが多いです。

新聞で以下の記事をみました。

広告の精度が高いとみられているようで気持ちが悪い、覗かれている感という話が出ているが実際に無料で利用できるサービスを利用しているのだから仕方がない部分はあるのかなと思っています。

個人を特定できないようにとか、トラッキングするIDを変更できるようにするなどプライバシーを守る動きは色々と進んでいるが匿名化された状態でデータを利用し、パーソナライズされたサービスを提供するサービスは今後どんどん増えると思うし、個人的にはその方が便利になるだろう思っています。

無料であるという場合には自分が商品なんだと思っておいた方が良いと思います。それは何もインターネットのサービスに限った話ではないと思います。

”女性無料”なんていう相席居酒屋は、そこに女性がいることで男性客を呼び込みたいからです。

無料モニターで商品提供されれば、体験談の記事やSNSで口コミを広めてもらう広告宣伝費として企業が負担しています。

タダより高いものはないなんて言葉もありますが、なぜ無料なのか?をよく理解してリスクとリターンを納得した上で上手に付き合っていければ良いのかなと思っています。

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