Appleの規約の変更がされアプリ内課金以外の決済への誘導をできるようになりそうです。
ただし、直接リンクを貼れるというのではなくアプリ内で取得したユーザにリーチする連絡先に対してアプリ外での購入方法を知らせるといった形が認められそうです。
- Deleted from 3.1.3. “Developers cannot use information obtained within the app to target individual users outside of the app to use purchasing methods other than in-app purchase (such as sending an individual user an email about other purchasing methods after that individual signs up for an account within the app).”
- Added 5.1.1 (x). “Apps may request basic contact information (such as name and email address) so long as the request is optional for the user, features and services are not conditional on providing the information, and it complies with all other provisions of these guidelines, including limitations on collecting information from kids.”
日本語訳(DeepL)
– 3.1.3から削除されました。”開発者は、アプリ内で得た情報を使って、アプリ外の個々のユーザーにアプリ内課金以外の購入方法を利用させるように仕向けることはできません(例えば、個々のユーザーがアプリ内でアカウントを登録した後に、他の購入方法に関するメールを送信するなど)。”
– 5.1.1(x)を追加しました。”アプリは、要求がユーザーにとって任意であり、機能やサービスが情報の提供を条件としておらず、子供からの情報収集の制限を含む本ガイドラインの他のすべての規定に準拠している限り、基本的な連絡先情報(氏名や電子メールアドレスなど)を要求することができます。”
ユーザの任意であれば連絡先を求めることができることと、そのようにアプリ内で得た情報を利用して、アプリ外の購入方法への誘導が可能になるというわけです。
先日は、Googleからサブスクリプションの決済手数料を来年から15%以下にするという発表がありました。
こちらの意図はアプリ外の決済を利用しなくても、競争力のある手数料に寄せていこうという感じでしょうか。
この辺、来年にかけていろいろと動きがありそうです。