みずほ銀行のシステム障害

度重なり発生している、みずほ銀行のシステム障害。

過去のシステム統合の負債をずっと抱えたまま解決できずに令和の時代まできてしまっています。

みずほ銀行では、通常の銀行業務を行うためのシステムを動かすのに苦労を重ねている訳ですが世の中ではBaaS(Bank as a Service)の時代がくるといわれています。

ビルゲイツ氏いわく “Banking is necessary, but banks are not.” ということで銀行機能は必要だが既存の形態の銀行は必要とされなくなると予想されます。

 BaaS

一昔前は、BaaSといえばBackend as a Serviceでしたが最近ではBank as a Serviceを指すことの方が多そうです。

今のみずほ銀行の状況をみると他社にAPIで銀行機能の提供するなんてことができそうな気がしませんし、仮にAPIが公開されても同じことができるならサービスの安定性を考慮して他銀行のものを選択したくなります。

メガバンクなんて言われていますが、銀行機能の基盤として選ばれない銀行になってしまってはお金が集まらなくなり衰退していく未来しか見えてきません。

実際に、3メガバンクのシェア減少し過去最低を更新。ネット銀行のシェアは2009年から10倍超に拡大。なんていう調査結果もあります。まだまだ差は大きいですが、10年後にこのシェアはどうなっているでしょうか。

みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史―史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA